***このお酒は予約生産の限定品です***
当店でも木戸泉版を販売している「アクチバ」。これは「Chiba Sake Activation Project」の略称です。「千葉県の日本酒をもっとしてもらいたい」という想いから始まったこのプロジェクトでは、同じ千葉県産の酒米を使用して同じスペックで5つの酒蔵が各々醸しています。
その5つの酒蔵は、木戸泉酒造(木戸泉)、藤平酒造(福祝)、東灘醸造(東灘)、飯沼本家(甲子)、鍋店(仁勇)。
2019BY以降、千葉県匝瑳市のSOL FARM佐藤農園が栽培した無農薬・無化学肥料栽培の山田錦を原料に80%精米の純米酒を造っています。
このアクチバ五蔵の2019BYをブレンドしてできたのが「メタモルフォーゼ」です。ドイツ語で「変身」を意味します。
同じ酒米を同じスペックで醸すことで、より各蔵の個性を感じられるのが通常のアクチバですが、メタモルフォーゼはブレンドすることによる相乗効果を感じさせるお酒です。
そのブレンド酒を更に3種類の樽で熟成させて4種類の変身を成し遂げました。
タンク貯蔵、シェリー樽貯蔵、赤ワイン樽貯蔵、白ワイン樽貯蔵の4種類です。
シェリー樽は、一口飲んだ時のインパクトが一番強い。「あ、シェリーだ」と思わせる分かりやすい香りと味です。
ベースは日本酒なので、味のファーストインプレッションはライトなシェリーですがその香りと味わいが溶け込んだ日本酒らしい優しい酒感が飲みやすさを生んでいます。
赤ワイン樽は、その後味の渋みが分かりやすく赤ワインを感じさせます。その渋みがベースの日本酒と馴染んで優しい味わいとして舌に残ります。そして香りと味わいの変化の分かりやすさと飲みやすさのバランスが一番いいと感じました。
白ワイン樽は、強いインパクトは無く、他の樽貯蔵と比べると最初は印象が残りません。しかしじっくり味わっていくと、確かに感じる白ワイン感とその新しい味わいがじわじわと魅力を伝えてきます。他の酒蔵でも通常あまり白ワイン樽貯蔵は行われていないと思います。それは赤ワイン樽やシェリー樽の様な分かりやすさが無いからと思いますが、この味わいは最終的に最も印象に残る味でした。
タンク貯蔵は、すべてのベースとなるブレンド酒です。本来であれば、ブレンド前の五蔵アクチバと呑み比べたいという気持ちでもありますが、今回は樽熟成のベースとして、その変化の前の基本を味わいましょう。ブレンドの結果は非常にまとまった柔らかい味わいです。同じ農場のお米を使っているからでしょうか。想像以上にバラバラと個性を主張ぜずお互い溶け込んで一体となっています。
樽による変化の前に一度しっかり確認していただきたい味わいです。
4種類、それぞれの良さを感じられるので、ぜひ4種類並べて飲み比べしてみていただきたいシリーズです。
※タンクおよび樽での貯蔵は木戸泉酒造でまとめて行っています。
アクチバ メタモルフォーゼ 4種セット
数量限定で送料がお得なセット商品です
500ml✕4本+送料 13,500円(税込)
※離島など中継料金が必要となる地域の場合は別途追加送料が発生します。