山名酒造の2021BY新銘柄の生原酒です。
1909年にドイツ・ベルリン工科大学にて、日本から来たと思われるモロミ様の液体から分離された清酒酵母「サッカロマイセス・サケ・エド」を使用し、農薬・肥料を使用せず丁寧に育てた自然栽培米「イセヒカリ」を醸した限定酒です。原料米のイセヒカリは、千歳ルネサンス山田錦の原料米と同じ廣岡さんが栽培されたお米です。
2020BYでは「日本最古の清酒酵母」という名で「サッカロマイセス・サケ・ヤベ」を使用して同じイセヒカリを醸しましたが、今年は最古ではないものの、恐らく二番目に古い「サッカロマイセス・サケ・エド」を使用しており、古の酵母シリーズと呼びたくなるお酒です。来年は「サッカロマイセス・サケ・トウキョウ」でしょうか。
山名酒造としては珍しい、最初に酸を感じる味わいです。後味はスッキリ。温度によっても味わいが割と変化する面白いお酒でもあります。
スパイスとの相性も良く、当店のスパイスカレーイベントでもカレーはもちろん、付け合わせのアチャールとの相性が好評でした。
和食よりもエスニック系との組み合わせをお試しいただきたいお酒です。
ぜひあなた自身でこの面白さを体感してください。