仁井田本家、白麹仕込み「穏」シリーズの夏酒です。春酒の「うすにごり生」は、原料米が ”美山錦” でしたが、今回の「夏酒」は定番の純吟でもよく使われる ”五百万石” です。 ”生酒” と ”1回瓶火入れ” という処理の違いもありますが、蔵コメントとしては「夏酒」も『槽口からの中汲みのガス感』を残した『Juicyな旨み』ということなので期待が高まります! ラベルも夏らしい!(赤いのは金魚です。水色のところは穏 純米吟醸共通デザインでカエルです。)
さて、実際に呑んでみての感想としては、ガス感はあります。微発泡とは少し違う感じです。見た感じは、ほとんど泡は無いですが、飲むと何だか感じます。そして夏にピッタリのスッキリ爽やかな口当たり。最後に少しだけ苦味があるのは穏シリーズの特徴と言っていいのではないでしょうか。グイグイ飲めますが、原酒でアルコール度数は16.5度ありますので気をつけて呑んでください。
お料理は断然「洋食」、特に肉料理がおススメです! チーズも濃い目のものであれば大丈夫。まだ試せていませんが、蔵元からロックも進められています。バーベキューパーティーに持ち込んでロックで飲むのも楽しそうですね!
定番酒の緑蛙(穏 純米吟醸)、春の桃蛙(穏 純米吟醸うすにごり生)、秋の橙蛙(穏 冷やおろし)などと呑み比べてみるのも楽しそうです。