ご縁をいただき2020年10月から3つの酒蔵さんの日本酒を扱わせていただけることになりました。また初めて千葉県の日本酒をご紹介できることになりました。
実はどの酒蔵さんも起業当初から気になって追いかけていた酒蔵さんです。この度皆さんへご紹介できるのが大変うれしく思います。
・田治米合名会社(兵庫県朝来市)
元禄15年(1702年)に創業。代表銘柄は「竹泉」。全量地元兵庫県産米、多くは地元但馬の米を使い、但馬地域での共存共栄を重視している全量純米蔵。
「食中酒」「熟成酒」「純米酒」「燗酒」を四大コンセプトに掲げており、多くのお酒が醸造後2年以上蔵で熟成され、味わいを整えてから出荷される。
・寺田本家(千葉県香取郡)
延宝年間(1673~81年)創業。先代の頃から自然酒造りに取り組み始め、今では原料は全量無農薬米を使用し、一切添加物は使わず、微生物も純粋培養
ではなく全て蔵付きの菌で発酵し、唄を唄いながら出来るだけ機械は使わずに、手造りで微生物と響き合いながらお酒を造っている本格自然派蔵。
・木戸泉酒造(千葉県いすみ市)
1879年創業。『自然醸造による「旨き良き酒造り」』を掲げ、現在五代目の蔵元杜氏荘司勇人氏を中心に酒造りを行っている。昭和31年から蔵独自の
「高温山廃酛」での醸造を開始し、昭和42年から自然農法米100%のブランド(現在の「木戸泉自然舞」)を発売している自然酒の老舗酒蔵。
まだきちんとした取材が出来ていないため酒蔵紹介を掲載できていませんが、それぞれの酒蔵さんのWebサイトが非常に良いものなので、そちらをご覧いただければ多くのことをご理解いただけると思います。
当店は自然派純米酒の専門店として、今回も無農薬栽培米を使用した日本酒のみを扱わせていただくことになりました。
そのため検討の結果、今回、田治米さんの銘柄は「純米吟醸生酛造り 幸の鳥」のみとなります。
寺田本家さんは全て無農薬栽培米を使われているので、いつもとは逆にこちらの一存で銘柄を絞らせていただきました。それでも小瓶を含めて11種類になります。
木戸泉さんは「自然舞」「木戸泉」「AFS(アフス)」の3銘柄からこちらも季節商品を含めて11種類になります。
一気に新しいお酒が23種類も増えることになりますので、少しずつ順番に取り上げてご紹介していければと思います。
同じ酒蔵の銘柄でも特徴が異なるものが色々とございますので、ぜひお試しください。