木村式自然栽培との出会いから生まれた
『奇跡のお酒』

菊池酒造

主要銘柄は「燦然(さんぜん)」であるこの蔵が『奇跡のお酒』を造り始めたのには原料米を生産するNPOとの出会いがありました。


NPO岡山県木村式自然栽培実行委員会

奇跡のお酒の原料となる自然栽培米はこのNPOに参加している農家の方が栽培されています。「木村式自然栽培」とは、奇跡のリンゴで知られる木村秋則氏に教えを受けた自然栽培を行っているという意味です。NPOは木村式自然栽培に取り組む方々の集まりです。自然栽培は無農薬で無肥料。有機肥料も使用しないものです。有機栽培米を原料としたお酒を調べていく過程でこの自然栽培米を知った店長は当時「こんな栽培の仕方もあるのだな」と興味を持ったことを覚えています。実際に飲んでみて奇跡のお酒についてももっと知りたいと思い、菊池酒造へ伺いました。この辺りについては別のサイトになりますが「sakefan.net」というサイトに店長が個人的に寄稿した記事がありますのでご覧いただきたくお願いします。また、このNPOのWebサイトや木村秋則氏に関連する書籍などもご覧ください。
人の縁から菊池酒造もこのNPOに加わり、栽培されたお米の消費形態のひとつとして日本酒も重要な役割を担っています。今では県内の他の酒蔵も手を挙げて自然栽培米を利用し始めています。この岡山県木村式自然栽培は今年で9年目。NPOを中心にコメの生産から個人消費(NPO賛助会員による購入、スーパーでの販売)と企業消費(日本酒、寿司チェーンでの利用)が組み合わさってできる良い循環によりこの取り組みが継続して続けられています。

蔵元杜氏と音楽

菊池酒造は社長の菊池 東(きくち とう)さんが杜氏も兼ねておられる蔵元杜氏の酒蔵です。洗米から全行程ご自身の目の届く範囲の量で良いものを造られています。その結果として全国新酒鑑評会金賞をはじめ、IWC(インターナショナルワインチャレンジ)SAKE部門金賞、ワイングラスで美味しい日本酒アワード金賞など数多くの賞を受賞されています。 また、音楽人としての顔もあり、長年にわたり倉敷管弦楽団の常任指揮者をされています。その事から蔵の作業場では常にモーツァルトが流れており、蔵の酵母たちをモーツァルトで育てるという珍しい取り組みもされています。人間の胎教に近い感じでしょうか。科学的な影響は分かりませんが、優しいお酒が出来るような気がします。「奇跡のお酒」は程よい香りとスッキリとした飲みやすさが魅力のお酒ですが、「燦然」は瀬戸内のお酒らしい濃醇な旨味が魅力です。飲み比べてみるのも楽しいですよ。

蔵があるのは玉島保存地区

菊池酒造があるのは倉敷市玉島。1967年に倉敷市と合併するまでは玉島市だったところです。倉敷の観光地として有名な美観地区がある旧倉敷市エリアとは高梁川を挟んでおり、少し違った雰囲気があります。玉島地区も昔からの街並みが残されており、菊池酒造(1878年創業)だけでなく、味噌屋、呉服屋、畳屋、紙問屋などが昔から軒を連ねています。しかし美観地区の様な観光地区ではなく、今もそれぞれのお店が昔同様に営業しており、今は住宅街の静けさを感じるところもあります。お店ではないところも蔵を持っているお宅が多くみられ「どこも酒蔵ではないか」と思わせる街並みです。

岡山ならではの雄町米と朝日米が楽しめます

 
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蔵元概要
名称:菊池酒造株式会社
創業:明治11年(1878年)
住所:岡山県倉敷市玉島阿賀崎1212
webサイト:http://kikuchishuzo.co.jp/

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