”しぜんしゅシリーズ” は全て自然米100%、天然水100%の生酛造りです。その中でも一番多く呑まれているのがこの純米原酒です。価格も手頃で、昔ながらの味わいを守っているしっかりとした純米酒という印象です。
「原酒」というだけあってアルコール度数は16.5度と少し高め。精米歩合が80%なので、米のうまみがより感じられるのではないでしょうか。全体的に綺麗で少し甘くて優しい感じで飲みやすいというのが仁井田本家のお酒の特徴ですが、そこに少し濃さが加わって店主的には好きなお酒です。純米吟醸と飲み比べてみるのも楽しいですよ。
2018BY(2018醸造年度)から、他の自然派純米酒と同様に「蔵付き酵母生酛仕込み」になりました。
味わいは、今まで以上に深みが出ている様に感じます。常温も美味しいですが、燗も素晴らしい。ぬる燗から熱燗まで温度ごとに違った顔を見せてくれます。それが、それぞれ楽しめます。